三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、ブラジル国内19州の地域ガス配給事業会社(以下「ガス事業会社」)を保有するPetrobras Gás S.A.(以下「ガスペトロ社」)の一部株式を取得するため、2015年10月23日にブラジル国営石油会社Petróleo Brasileiro S.A.(以下「ペトロブラス社」)と株式売買契約を締結しました。買収額は約19億レアル(670億円)(*1)で、関連許認可取得等の条件を充足後、Mitsui Gas e Energia do Brasil Ltda(三井物産100%子会社、以下「三井ガス」)を通じてペトロブラス社が100%保有するガスペトロ社株式の49%を取得します。
三井物産は、2006年より三井ガスを通じてブラジル7州のガス配給事業に参画しており、その後9年間にわたって同国のガス配給インフラ整備と安定的なガス配給に取り組んできました。2014年12月にはブラジル北部セアラ州のガス事業会社Cegas社にも出資参画し、現在はブラジル国内8州においてガス配給事業を展開中です。今般のガスペトロ社株式の取得により、三井ガスが出資参画するガス事業会社は19州(*2)へと拡大し、それらガス事業会社の取扱ガス配給総量は日量約30百万m3となります。
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