レップ・アンド・ワランティ

表明保証は、レップ・アンド・ワランティとも言う。

表明・保証条項とは、契約締結時（またはクロージング時）に、当該取引に関連する各種の事実について売り手が保証をすること。レップ・アンド・ワランティ(Representation and Warranties)とも呼ばれる。表明・保証の対象となるのは、買収対象会社の株主関係、財務状況、保障債務など。

M&Aにおいては、偶発債務 (発生が不確定ないしは将来発生する可能性がある損失金額を具体的に見積ることができないもの) を保全するために、売り手が買い手に対して追加的な債務が存在しない旨を保証することを指す。

これまでは買い手側が売り手側に求めるものだったが、今後は株式の値下りリスクを回避するため等、売り手側が買い手側に対して表明・保証を求めることも増えてくるだろうと予想されている。