イン・アウト(In-out)型M&Aとは「in(国内)」と「out(海外)」、つまり日本企業による海外企業の買収を意味する。古くは松下電工によるアンカー・エレクトリカルズの買収や、ブリジストンによる米ファイアストンの買収、ソニーによるコロンビアピクチャーズの買収などがイン・アウトに該当する。
日本におけるイン・アウトは古くから行われている。特に顕著なのが1980年頃に行われたバブル期における「海外買い」である。
一時は落ち着いたものの、リーマンショック後の円高局面を好機と捉え、積極的に海外攻勢を仕掛ける日本企業も多い。
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